Supercell
2020-09-15
世界初のライブモーションキャプチャーゲームショーの実現
Supercell様はゲ-ム企業の大手であり、長い間共に仕事をさせていだいています。そしてSupercell様は代表作である『クラッシュ・オブ・クラン』の8周年記念に、特別な何かを考えていました。ロックダウン中であっても、コミュニティが一緒にこの日をお祝いし、楽しめる何かを求めていたのです。こうして世界初のライブモーションキャプチャーゲームショーが生まれました。
世界初の…なんですか?
世界初のライブモーションキャプチャーゲームショーです。口にするのが大変なほど長々しい言い方ですが、実際にその準備をするのはさらに大変なことでした。ですが、とても夢中になれる仕事でした。
「ライブモーションキャプチャーは現在の技術の中でも、最も刺激的なもののひとつです。創造的な観点からすると、これはSupercell様の素晴らしいキャラクターに命を吹き込むのにぴったりの技術でした。この技術を利用してできることのごく一部を扱っただけですが、すぐに素晴らしい結果を実現できました」エグゼクティブクリエイティブディレクター、Alistair Campbell
『クラッシュ・オブ・クラン』コミュニティ(の特に熱心な層)は、このゲームについてあらゆることを知っています。そこに目を向けたことで、このアイデアが生まれました。彼らはこのゲームに情熱を注ぎ、その知識があることを誇りにしているのです。そんな人たちに、輝く機会を与えたかったのです。
ですのでプロダクションパートナーであるPsyop様と協力して、パーティキング(『クラッシュ・オブ・クラン』のキャラクター、バーバリアンキングのお祝いバージョン)がホストとなるゲームショーを作り上げたのです。その際に大活躍したのがモーションキャプチャーです。パーティキングのあらゆる動作は、ショーの進行中に、リアルタイムでキャプチャーされていったのです。

どうやってそれを実現したのですか?
最新のモーションキャプチャー技術、素晴らしいチームと困難を恐れない大胆さのおかげです。これは過去にないコンテンツであり、実現するには多くの革新的なアイデアが必要でした。映像はロックダウン中に全体が作られ、Zoomを通してロンドン、ヘルシンキ、ニューヨークとロサンゼルスという、世界を股にかけた4か所でリアルタイムに撮影されました。どれだけ大変か想像できることでしょう!
「Supercell様とプロダクションパートナーであるPsyop様と協力して仕事を進め、Psyop様はモーションキャプチャーに命を吹き込んでくれました。4つのタイムゾーンにまたがり、全てがZoom経由で行われる、非常に大変な仕事となりました。ですがその結果として、まず技術的成果が得られ、コミュニティの皆さんに楽しんでもらえる、素晴らしいコンテンツもできました」アソシエートクリエイティブディレクター、Andrew Bentham
革新をもたらそうという野心の他にも、「コミュニティを引き付け、楽しんでもらえるコンテンツを作る」という最終的な目標を見失わないようにもしたかったのです。まずは2名の『クラッシュ・オブ・クラン』のインフルエンサーに個人的な招待を送り、その返事を待つことから始まりました。
更に盛り上げるために、2名からなる2つのグループを用意しました。『クラッシュ・オブ・クラン』のコミュニティマネージャーであるDarianさんとEinoさん、そして同作のコミュニティでも最大級の影響力があるインフルエンサーのGaladonさんとLady Bさんのグループです。
そしてこのゲームの8年間と、ファンの皆さんとの時間を振り返るゲームショーが始まりました。90年代のロックコンサートをイメージしたこの映像では、パーティキングが両チームにトリッキーな(そして面白い)クイズを出しました。ド派手なホストのパーティキングは歌ったりギターを演奏したり、また突然歌いだしたりしながら『クラッシュ・オブ・クラン』の玉座をかけて戦う2チームにポイントを与えていきました。
うまく行きましたか?
もちろんです!最初の1週間で、映像/チャンネル上で150万回を超える視聴数を獲得し、コミュニティの皆さんからも嬉しいコメントをいただきました。コミュニティをここまで楽しませながら、皆さんのお気に入りのゲームの8周年をお祝いすることができて、とても嬉しく思います。
「『クラッシュ・オブ・クラン』の8周年をお祝いして、ユニークなものを作りたいと考えていました。なので、Waste CreativeにはPsyop様の素晴らしい技術を活用して、人気のコンテンツクリエイターのファン達も引き付けることができる、8周年のお祝いにふさわしい素晴らしい方法を実現してもらえました。8年間を振り返るこのイベントを、ファンの皆さんにも楽しんでもらえたのなら嬉しいです」Supercellブランドマーケティングリード、Michael Gurman
