Clash Royale
2022-07-22
『クラッシュ・ロワイヤル』の「スーパー」なアニメーションを2本制作
Supercell様とは長いお付き合いになりますが、ご想像通り楽しく仕事をさせていただいております。直近のプロジェクトの一つで、『クラッシュ・ロワイヤル』の「スーパー」シリーズに新カードが加わるため、そのアニメーションを2本制作したいとの依頼を受けました。映像には創造性、ストーリー、技術が求められ、私たちはその要求を満たしました。
スーパーネクロマンサー
スーパーネクロマンサーは『クラッシュ・ロワイヤル』のゲーム内で2番目にリリースされた「スーパー」カードです。WasteはSupercell様とチームを立ち上げ、スーパーネクロマンサーがどのように生まれたのかが明らかになるストーリーを作りました。
私たちにとっては、ゲーム内のストーリーを作り、キャラの誕生について考えるという珍しい機会となりました。創造力が掻き立てられるというのはまさにこのことです。
ストーリーはこのように設定しました。ネクロマンサー、ダークネクロ、マザーネクロマンサーが呪文を唱えると、呪文の谷のアリーナに亀裂が走り、そこからスーパーネクロマンサーが登場します。しかし、ストーリーを考えるのはプロセスの一部にすぎません。フレームバイフレームの手法でアニメーションを制作し、物語に命を吹き込むことに成功しました。
制作されたアニメーションはYouTube上で120万を超える再生数を獲得し、コミュニティを驚かせることもできました。最も高評価を獲得したコメントのひとつには「Supercellがアニメーション、サウンドデザインやその他のものを、こんなに上手に実現したなんて驚くばかりだ」とありました。
とても嬉しい評価でした。

スーパーミニP.E.K.K.A
スーパーネクロマンサーのアニメーションの成功の後は、本作中でリリースされる3枚目の「スーパー」カード、スーパーミニP.E.K.K.Aの過去にまつわる物語を作る仕事を任されました。
再びフレームバイフレームアニメーションを使い、ミニP.E.K.K.Aの物語を形にしました。ミニP.E.K.K.Aは放射性のパンケーキを食べ、スーパーミニP.E.K.K.Aとなったのです。このアニメーションの作成においては、アニメ風のスタイルを追求することで、ダイナミックな戦闘シーンと、ワクワクするようなビジュアルを実現しました。
この短いアニメーションは、YouTube上で70万以上の再生数を獲得することとなりました。パンケーキの力をあなどってはならないということがわかりますね。
